横浜市長 林 文子
あけましておめでとうございます。
皆様が新しい年を迎えられましたことを、心よりお喜び申し上げます。
今年は、ウィズコロナ社会における安全・安心な暮らしと横浜の将来にわたる成長のため、
市民、事業者の皆様と力を合わせて、力強く歩みを進めていく一年です。
新型コロナウイルスは、近い将来、必ず収束します。冷静に未来を見定め、立ち止まることなく、
前進してまいります。
みなとみらい21地区では、今春の神奈川大学新キャンパスのオープン、ロープウェイの運行開始など、
さらなる賑わいが生まれます。5年目を迎える「ガーデンネックレス横浜」を春と秋に開催し、
花と緑に親しむ機運を 2027 年の国際園芸博覧会へとつなげ、
夏に向けて「東京 2020 オリンピック・パラリンピック」や
ダンスの祭典「Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2021(仮称)」の準備も進めています。
今まで以上に来街者の皆様で賑わう魅力的な街を目指し、
関内・関外地区のまちづくりや郊外部の活性化にも力を入れていきます。
また、将来の経済成長を支える国家的プロジェクトであるIR(統合型リゾート)の実現に向けた取組や
新たな劇場整備の検討を進め、魅力あふれる都市づくりと横浜の持続的な発展への道筋をつけていきます。
横浜市はこれまでも、市民の皆様の命と暮らしをお守りするため、感染症対策の強化と経済再生の両立に
最優先で取り組んできました。
今後も、新型コロナウイルス感染症の陽性患者の入院調整を行う専門チーム「Y-CERT」や、
医師・看護師による疫学調査チーム「Y-AEIT」をはじめ、総力を挙げて、
急激な感染拡大を抑え、医療崩壊を防ぎます。
市内中小企業・商店街へのご支援やデジタル化、脱炭素化に取り組み、横浜経済の再生に力を尽くします。
4月にスタートする中学校給食をはじめ、子育て、教育、福祉、多文化共生や防災・減災の施策の充実、
文化芸術活動のご支援など、今年も皆様の健やかな暮らしと横浜の未来のため、全力で市政に臨む決意です。
どうぞよろしくお願いいたします。